期間工か工場派遣に興味がある人なら“デンソー”を知らない人はいないですよね。
数ある有期雇用の工場ワークの中でもデンソーはとても人気がある現場のひとつ。
デンソーの現場は軽い部品を扱う部署が多く、体への負担も少ないことから女性が働いていることも多いです。
現場の方の年齢層も幅広く、40代の方も活躍ができる現場です。
今回はデンソーでの経験をDさんに語って頂きました。

Dです。私は以前デンソーの西尾工場で派遣として働いていました。
デンソーで働くには正社員を除けば「期間工」か「派遣」で入るルートが一般的。
Dさんは派遣で入社されました。
デンソーで働きたい・興味があると考える方にとって参考になる情報をお伝えします。
住んでいた町「幸田町」の住みやすさについても詳しく書きます。
デンソーで働いた内容を詳細に解説しますので、これから応募する方の参考になれば幸いです。
>>デンソー派遣よりも稼ぐなら…
- デンソーは期間工か派遣で働ける
- 工場を選びたい、ワンルーム寮に住みたいなら派遣
- とにかく稼ぎたいなら期間工
- デンソーでの仕事は軽作業が多くきつくない
\ 年収600万以上も可能 /
デンソー派遣の募集要項
項目 | 概要 |
---|---|
勤務地・最寄駅 | 愛知県西尾市 | JR東海道本線 幸田駅 |
給与 | 月給例 258,000円 |
月収例 | 33.2万円(月収内訳:258,000円+残業17h+深夜48h+休日出勤9.5h) |
業種 | 自動車、精密機械 |
職種 | 組立、検査 |
仕事内容 | 【DENSO】での小さな自動車部品の簡単作業 プラグ・センサー・ポンプ・フィルター・リモコン・ワイパーなどの自動車用小型部品の 加工・取付、検査、梱包、運搬、測定、分解作業など |
シフト | 2交替 |



私は派遣ですが、給料は月給制。基本給が258,000円でした。
給与は派遣でよくある時給制ではなく月給制で、基本給は258,000円。
基本給にプラスして残業代や深夜勤務手当などが貰える仕組みです。
この時は家賃・光熱費が自己負担なので手取り額はさみしく感じることも。
給料明細は電子明細で、MYページにログインできたら当時の明細を確認できるのですが、ログイン情報を失念していました。
ただ記憶をたどると、月の手取り20万を切ることも。
作業が楽、寮はかなりきれいということを考えるとトレードオフかな。
手取り額は低いと感じますが、仕事が楽ってことと、寮がかなりきれいなので満足度は高かったですね。
「とにかく手取り金額が高い方が嬉しい!」って方にはあまりおすすめできない現場です。
あくまで安定第一・将来を見据えた働きかたを求める方にとってはめちゃくちゃいい条件だと思います。
デンソー派遣の給料明細
デンソー派遣の給料の試算をしていきます。
残業と休日出勤をフルで行えば月収40万円以上も夢ではありません。
勤務 | 月収例 |
---|---|
残業・休日出勤なし | 284,587円 |
1日1時間残業、休日出勤1回 | 346,440円 |
1日2時間残業、休日出勤2回 | 408,292円 |
残業・休日出勤なしの月給例28.4万円
- 基本給:258,000円(固定)
- 深夜手当:258,000 ÷ 160h × 0.25 × 66h ≒ 26,587円
258,000円 + 26,587円 ≒ 284,587円
1日1時間残業、休日出勤1回の月給例34.6万円
- 基本給:258,000円(固定)
- 深夜手当:同上(66h分)=26,587円
- 残業手当:258,000 ÷ 160 × 1.25 × 22h ≒ 44,438円
- 休日出勤手当:258,000 ÷ 160 × 1.35 × 8h ≒ 17,415円
258,000円 + 26,587円 + 44,438円 + 17,415円 ≒ 346,440円
1日2時間残業、休日出勤2回の月給例40.8万円
- 基本給:258,000円(固定)
- 深夜手当:同上(66h分)=26,587円
- 残業手当:258,000 ÷ 160 × 1.25 × 44h ≒ 88,875円
- 休日出勤手当:258,000 ÷ 160 × 1.35 × 16h ≒ 34,830円
258,000円 + 26,587円 + 88,875円 + 34,830円 ≒ 408,292円
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デンソー派遣はきつい?Dさんの体験談がやばい
ここからはDさんにデンソー派遣の体験談を本格的に語って頂きます。
Dさんがデンソー派遣を選んだ理由



派遣ではなくて期間工に応募するかも迷いに応募ましたが、今回のデンソーは派遣として働いてみることにしました。
デンソー派遣を選んだ理由は以下の通り。
- 毎月の固定給(月給制)
- 年2回のボーナス支給
毎月の固定給(月給制)
派遣というと不安定なイメージがありますが、派遣会社の社員になりデンソーに派遣されているので、厳密には月給制の正社員雇用です。
家賃や光熱費は自己負担(給料天引き)となるため、期間工や派遣社員と比べると手取りが少なく感じるかもしれませんが、その分、雇用の安定性があります。
また3年間勤務すれば「生産職」「エンジニア」「営業所の社員」といった将来の選択肢が広がるため、長期的に安定して働きたい方にとって魅力的な働き方といえます。
年2回のボーナス支給
月給制の派遣では年2回のボーナスがあります。
初回は5万円程度でしたが、勤続年数に応じて支給額が増える仕組みです。
すぐに大きな収入を期待するよりも、長く働くことで恩恵を受けられる制度と言えるでしょう。
派遣会社での事前研修


デンソーで派遣として働く前に、派遣会社の研修所で3日ほどの研修を受ける必要があります。



研修では挨拶やビジネスマナーなどを叩き込まれることに。
派遣会社の研修所では主に「座学」と「実技研修」を行います。
座学



たかが座学と侮ってはいけません。思ったより厳しかったです。
座学に関してはビジネスマナー中心の内容を学びます。特徴的なのは「あいさつ」です。
とにかく挨拶は厳しかったですね。
研修の前のあいさつ「起立」「礼」など礼儀に関してはマジで厳しく指導されます。
声が小さいとやり直しさせられたりします。
個人的には相槌の打ち方も指導が入りました。
「会話をする際はちゃんと相槌した方がいいよ」といった感じですね。
振り返ってみるとこのフィードバックを得られたのはめちゃくちゃよかったです。
研修初日はここまでやる必要ある?と思っていましたが、今振り返るととてもいい経験になりました。
実技研修



個人的に実技研修が一番だるい。
実技研修は工場で働くための基本的な工具の使い方の練習。
工場歴がある身としては基本的なことすぎてだるかったです。
といより事前研修自体がだるいと感じる方もいるかと思いますが、現場に入る前に無料で学べるという点に関しては振り返ってみると非常にありがたい制度です。
事前研修がある点は日総工産の技能社員になるメリットのひとつです。
配属先はデンソー西尾工場





配属されたのはデンソー西尾工場でした。派遣だと配属工場が先に分かるので助かります。
ビビるほど広大な工場で、方向音痴の人は慣れるまでは迷うかもしれません。めちゃくちゃ広いので工場内を定期的にバスが走っています。
どこの工場になるんだろう??って感じの工場ガチャはなく、応募の段階で事前に西尾工場に配属されることになっていました。
事前に配属工場が知れると生活の準備の段取りをしやすいのでありがたいポイントです。
デンソーでは期間工だと入社してから配属工場が決まりますが、派遣の場合は事前に分かります。
派遣会社によっては自分で工場を選択出来る場合があるので助かりますね。
デンソーに西尾工場の周辺にはマジで何もありません。工場から20分位歩いたところにコンビニがあるくらいです。最寄り駅のひとつ幸田駅は早歩きで一時間くらいかかります。
送迎バスに乗り遅れると遅刻確定なので注意が必要。
通勤は送迎バス。僕の場合は幸田駅から出発



バス通勤でしたが、夜勤の帰りの時はタイミングが合わず苦労しました。
デンソー西尾までの送迎バスは「JR幸田駅」から出ていました。バスの本数は多い印象です。出勤前の時間には短い間隔でバスが来てくれるので乗れないことは少なかったですね。
ただし、夜勤終わりの場合、バスの始発まで1時間以上待つことも多くありました。配属先の就業時間によって帰りはバスが出るまで待つこともあります。ここは嫌でしたね。
僕は待つのが嫌で深夜に歩いて帰ることも多かったですね。歩きだと早歩きで1時間20分ほどかかります。
デンソー西尾の仕事はきつい?業務内容は何?



ここからはデンソー西尾で僕が担当した仕事内容を紹介します。
繰り返しになりますが、デンソー西尾はとてつもなく広い工場なので業務内容も幅広く、とてもじゃないがすべてを紹介することはできません。
今回紹介するのはあくまでも僕が経験した仕事内容の紹介になります。
- ライン作業
- 簡単な運搬業務
ライン作業
ライン作業員です。
しかし作業量も多くなく、難しい作業でもありません。重量物も一切なく、男女混合で作業を行う現場でした。
過去に働いたどの工場よりもめちゃくちゃ楽でした。楽で暇すぎてつらいと感じる程度です。
体力に自信のない方や女性の方、40代の方でもこなせる仕事内容でした。
簡単な運搬業務
後は簡単な運搬作業を担当しました。
運搬作業とはいってもエレカを運転して行うのではなく、台車を使って人力でパーツを集め、補充する作業です。一日中歩き回るのでかなり痩せます(笑)
ハッキリ言ってめちゃくちゃ楽な職場で、過去に渡り歩いてきた工場の中で一番楽と言っても過言ではありません。
工場ワーク初めての方にもおすすめですね。
デンソー西尾職場の雰囲気は?



雰囲気は“悪くない”と感じました。
仲が悪いわけではないけどベタベタなれ合いもない感じ。
最高の環境と言っても過言ではありません。
怒鳴り散らしたり威張り散らしたりする人もいなくて快適でしたね。個人的には適度な距離感で非常に心地よい職場でした。
とはいえデンソー西尾工場はとてつもなく広い工場ですから、職場の雰囲気はぶっちゃけ配属先によると思います。
僕が観測する範囲では気のいい人が多かった印象です。仲良くなった期間工や派遣の方とは何度か遊びに行きました。楽しかった。
デンソー西尾の男女比と作業員年齢は?
どうせ働くなら同じ世代の方が楽しいですよね。
ここからはデンソー西尾の作業員の男女比や年齢について解説します。
デンソー西尾の男女比
男女比は現場によって違うかと思いますが、僕が働いていた現場では女性が4割くらい。
重量物を取り扱う現場ではないので女性の作業員も活躍できる環境でした。
話を聞くとやはり恋愛関係のいざこざが多少はあるようでした。
嫉妬されたり巻き込まれたりしたくないのでそういう噂がある方とは距離を取っていました。
とはいえ、女性比率が多い現場ではどこでも多少恋愛のいざこざはありますからね。
デンソー西尾に限った話ではありません。
あまりおすすめしませんが、工場内で彼女を探したいと考えている方にはある意味いい職場かもしれませんね。
あまりおすすめしませんが……
工場内の恋愛はめんどくさいぞ。
デンソー西尾の作業員の年齢層
僕の配属された現場ではかなり幅広い年齢層の方が働いていました。
18歳の子から60手前の方まで。
年齢が高めの方は社員の作業員の方が多く、割とマイペースで作業していました。
出世に興味がない感じの穏やかな気のいいおじさんが多かったですね。
幅広い年齢の作業員がいることからもわかる通り、40代でも普通に入れる現場だと思います。
年齢を盾に断られることも少ないと思います。
デンソーは派遣と期間工どちらがおすすめ?
デンソーで働く上で何を求めるかによって派遣か期間工かを選んだ方が良いです。
- 派遣→工場を選びたい、ワンルーム寮が良いなら派遣
- 期間工→とにかく稼ぎたいなら期間工
デンソー派遣のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
時給・月給が高い ボーナスがある場合も 派遣会社の福利厚生が使える ワンルーム寮に住める 工場を選択出来る 比較的受かりやすい | 稼ぎは期間工に劣る 満了金がない 寮費や光熱費がかかる場合も |
派遣は工場を選びたい、ワンルーム寮が良いという方におすすめです。
稼ぎよりも環境を重視する方向けですね。
デンソー期間工のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
日給が高い 昇給がある 満了金が貰える 寮費光熱費無料 | 1年目は年収が低め 寮は3人1組のルームシェアタイプが多い 未経験の40代以降は受かりにくい |
期間工はとにかく稼ぎたい方向けです。
3年目には日給12,200円まで昇給するので、残業や深夜勤務手当でおいしく稼ぐことができます。
満了金支給月には月給40万円以上+満了金で60万円以上で、総支給100万円以上になることも珍しくありません。
\ 年収600万以上も可能 /
デンソー派遣とデンソー期間工の給料を比較
勤務 | 派遣の月収例 | 期間工の月収例 |
---|---|---|
残業・休日出勤なし | 284,587円 | 310,860円 |
1日1時間残業、休日出勤1回 | 346,440円 | 324,173円 |
1日2時間残業、休日出勤2回 | 408,292円 | 337,487円 |
デンソー派遣と期間工の月収例を試算してみました。
月収例だけの比較だと派遣の方が高く見えます。
しかし期間工には満了金というボーナスが貰えるので、年収ベースで比較すると期間工の方が稼ぎが多いです。
さらにデンソー期間工は2年目、3年目は日給が昇給するので(最大日給12,200円)、長く働くなら期間工の方が圧倒的に稼げます。
区分 | 月収(概算) | 1年目年収(概算) | 2年目年収(概算) | 3年目年収(概算) |
---|---|---|---|---|
派遣社員 | 332,296円 | 4,187,551円 | 4,387,551円 | 4,587,551円 |
期間工(1年目) | 311,132円 | 4,803,986円 | ||
期間工(2年目) | 336,245円 | 5,349,340円 | ||
期間工(3年目) | 358,847円 | 5,620,559円 |
年度別にデンソー派遣と期間工を比較してみました。
月給こそ派遣の方が多いですが、満了金と2年目以降の日給の昇給の為、長い目で見れば期間工の方が圧倒的に稼げます。
3年目には100万円近く開きが出ますね。
さらに派遣の場合は寮費や光熱費が実費でかかるので、手取りで比較するとさらに開きが出ます。
とにかく稼ぎたい方は派遣ではなく、期間工での応募がおすすめ。
\ 年収600万以上も可能 /
デンソー派遣の寮


デンソー派遣では一般のワンルーム寮に住めます。
デンソー期間工は3人1組のルームシェアタイプの寮に住むことになりやすいですが、派遣ではワンルーム寮に確定で住めるので、住環境は良いでしょう。
プライベートは1人でのんびり過ごしたい人は、派遣のワンルーム寮の方が良いかもしれません。
しかし派遣の寮はお金がかかります。



僕が住んでいた寮は寮費も光熱費も実費でした。
派遣会社によっては寮費補助が出るケースもありますが、光熱費まで無料の派遣はほぼありません。
寮費光熱費無料の恩恵を受けてしっかり貯金したい方は、期間工の方がメリットが大きいでしょう。
デンソー派遣の口コミ
デンソー派遣の口コミを紹介します。
良い口コミばかりではありませんが、生の意見は参考になることも多いでしょう。
- 職場の雰囲気が良く働きやすい
- 特別扱いなしで気楽に働ける
- 帰りのバスが2時間待ち
職場の雰囲気が良く働きやすい
フューエルポンプの製造の担当をしました。職場の雰囲気が良く楽しくて働きやすいですね。派遣は時給が高く残業すれば月収40万円以上稼げるので、稼ぎも申し分ないです。
引用;デンソー派遣口コミ
Dさんと同じく西尾工場勤務の方の口コミ。
職場の雰囲気がよく働きやすかったとのこと。
この方は月給制ではなく時給制でしたが、時給1,700円と高時給で稼ぎやすいのが魅力に感じていますね。
特別扱いなしで気楽に働ける
女性が沢山いるので安心して働けます。私は男性が多い部署なのですが優しく接してもらっています。特別扱いとかは無いので気楽に働けます
引用:デンソー口コミ
女性だからといって特別扱いなしで働けたとの口コミ。
男性ばかりの部署でも女性が安心して働けるのはいいですね。
帰りのバスが2時間待ち
帰りのバスがなく2時間近く足止めをされた。 追記 バス停の時刻表が分かりにくかっただけで、別製作所経由で帰れるバスがあった。
引用:口コミ
工場や寮の組み合わせにもよりますが、バス通勤の便の都合が悪い場合があります。
特に夜勤終了時はバスがなかなか来なかったり、人数集まるまで待たされることも。
バス待ちの時間が長すぎる場合は、面倒でも歩いて帰った方が早いケースもあるでしょう。
デンソー派遣のメリット・デメリット
デンソー派遣のメリット・デメリットを解説していきます。
派遣ならではのデメリットもありますが、それ以上にメリットも多いのが特徴。
Dさんにメリット・デメリットを語って頂きました。


- 事前研修あり
- 寮が一般アパート
- 派遣担当者のサポートあり
- 仕事が楽すぎる
- 若い人も多いので楽しい
- 稼ぎは少ない
- 家賃・光熱費は自己負担
- 寮が田舎
- 仕事が単調
- 工場の周りに何もない
- 帰りのバスがない
デンソー派遣のメリット5つ
- 事前研修あり
- 寮が一般アパート
- 派遣担当者のサポートあり
- 仕事が楽すぎる
- 若い人も多いので楽しい
事前研修あり
冒頭で少しふれましたがデンソーの派遣社員に派遣会社で事前に3日間研修を受ける必要があります。
座学や実技の研修を行い、現場に派遣される流れになります。
ここはデメリットに感じる方も多いでしょう。
寮が一般アパート
デンソー派遣ではワンルーム寮に住めるのはメリットです。
レオパレス率が高いですが、それ以外だと割ときれいな一般アパートを借り上げてくれることが多い印象。
どの寮になるかは赴任しないとわかりません。
綺麗な寮にあたるかは運ゲーの部分もありますが、ワンルーム寮確定で入寮ガチャのハズレが少ないこともデンソー派遣のメリットのひとつです。
派遣担当者のサポートあり



働く上で不安なことがあっても、派遣会社の担当に相談できるのは安心です。
体調を崩した時も親身になってサポートしてくださったり、入社の際も丁寧に対応頂きました。
期間工や住み込みの工場派遣で遠方から赴任してきて知り合いは誰もいない。
期間工なら仕事や職場の人間関係で悩んでも最初のうちは相談できる人がいない場合があります。
でも派遣なら、派遣会社の担当の方に色々相談することが可能。
少しでも並んだり、現場で嫌なことがあったら派遣の担当者に相談できるのもメリットのひとつです。
仕事が楽すぎる



色んな期間工や工場派遣で色んな工場を渡り歩いてきましたが、デンソーの現場はビビるほど楽でした。
重い部品もない、タクトタイムもきつくない、人間関係も悪くはない、とにかく作業がラク。
夏は暑く、冬は寒い工場の環境はちょっときつかったですが、作業はマジで楽でした。
楽すぎるって表現をしても決して大げさではないくらいです。
もちろん配属先や作業担当でも変わると思いますが、体力に自信がないならデンソーはかなりおすすめだと感じました。
若い人も多いので楽しい
若い人や同世代の作業員が多く、普通に楽しかった。
人間関係はほどよい距離感の職場でしたが、自分で飲み会を企画すれば仲良くなれる雰囲気もありました。
作業員同士の距離感が近い職場が好きな人にとってはいいかもしれません。
デンソー派遣のデメリット6つ
デンソー派遣ではメリットだけでなく、デメリットもあるもの。
- 稼ぎは少ない
- 家賃・光熱費は自己負担
- 寮が田舎
- 仕事が単調
- 工場の周りに何もない
- 帰りのバスがない
稼ぎは少ない
一般的にな期間工に比べて稼ぎ(手取り)は少なめ。
とにもかくにもまずお金が欲しいと考えている状況なら月給制はデメリットになります。
ただし、その分安定しているのでこの辺りは好みになる部分でしょうか。
しかも家賃・光熱費は自己負担で天引きです。
家賃・光熱費は自己負担



自分の派遣会社は寮費光熱費が有料でした。
家賃・光熱費は給料から天引きされるので、その分手取りが減ります。
僕の場合は家賃が月に5万円ほどひかれていました。
光熱費も合わせると、毎月6~7万円ほどが天引きされます。
家賃・光熱費無料の期間工案件も多い中、この点は非常に大きなデメリットといえるでしょう。
寮が田舎



私の寮は「幸田町」にあるアパートでした。
先に紹介したように幸田町は田舎です。
スーパーは多いし、静かだしかなり住みやすいですが、人によっては“つまらない”と感じる方もいるとは思います。
特に自分の車を持っていないならそう感じるはずです。
とはいえ岡崎や名古屋へのアクセスは便利なので乗り越えられないデメリットではないのかなと思います。
仕事が単調
メリットの項目で「仕事が楽」とお伝えしました。
この点は裏を返せば単調ということでもあります。
慣れてくると体感時間がかなり遅く感じます。
この点はデメリット。
ただし、泣きたくなるほどキツイ工程と比べると贅沢な悩みなのでここはグッと我慢しましょう。
作業をしながら好きな食べ物のこととか考えて乗り切りましょう。
工場の周りに何もない
デンソー西尾工場の周辺には何もありません。
最寄りのコンビニも少し遠く、仕事終わりに工場の近くでご飯を食べることもあまりしませんでした。
外食はあまりしない方にとってはそれほど気にならないかなと思います。
帰りのバスがない
夜勤明け退勤時、送迎バスが無い場合もあります。
始発バスが出るまで1時間以上待たなければいけないこともありました。
だつ帽は待ちきれずに歩いて帰ったりもしていました。
車がないなら少ししんどいかもしれません。
デンソー西尾工場周辺や幸田町の環境


日総工産は一般のアパートを借り上げて寮にしていることが多いです。
今回もそうでした。
場所は西尾市の隣町「幸田町」です。
デンソー西尾工場から5kmほど離れた場所にありました。
このアパートが築浅でかなりきれいな物件でした。
日本各地を転々としてきただつ帽が住んできたアパートの中でも随一ので感キレイさで感動しました。
日総工産経由でデンソー西尾勤務の場合、僕と同じように幸田町に住むことが多いと思います。
ここからは幸田町の住みやすさを詳しく解説します。
幸田町は正直田舎


前提として幸田町は田舎です。町の大半が閑静な住宅街といった雰囲気。
プレイスポットは少なく、大型のスーパーもありません。
でも中型のスーパーはポツポツあります。
静かな住まい環境を優先するなら幸田町はかなりおすすめです。
スーパーは多い
幸田町は田舎ですがスーパーは多め。僕の寮の近くには格安スーパーの「トライアル」があって非常に重宝しました。
トライアルは24時間営業しているので昼勤、夜勤問わず買い物しやすいのも魅力でした。
うどんが一食分10円くらいで購入できるので給料日前の財布が寂しい時期に本当に助けられましたね。
少し歩けばジョイフルやマックなどもあるので気軽に外食しやすい環境ではあるかなと思います。
ただ車が無いと不便に感じることもあると思います。
可能なら多少ボロくても車があった方が快適に生活できるでしょう。
車があれば不便は感じない
車を所有している方、買う予定のある方にとっては幸田町はかなり住みやすい町だと思います。
車があれば日々の買い物、休日のリフレッシュにも活躍します。
車が用意できないなら、自転車があるだけでも違うでしょう。
最低でも自転車を購入するのがおすすめです。
金銭的に余裕があるならば、乗りつぶすつもりで“足としての車”の購入の検討もおすすめ。
幸田駅が意外と便利
「JR幸田駅」が意外と便利。岡崎や蒲郡まで電車一本でいくことができます。
幸田町は田舎ですが、休みの日は電車で岡崎や名古屋へ出かければOK!
休日の過ごし方


僕は休みの日は岡崎や蒲郡、名古屋へ出てリフレッシュしていました。
心身共に疲労がたまりがちな工場生活に疲れ果ててしまわないように休日の過ごし方はめちゃくちゃ大事です。
ここからはだつ帽の休日の過ごし方を紹介します。



赴任の際の参考にしてください。
岡崎へ行けばOK
幸田町に住んで休日の過ごし方の定番は岡崎へ出かけること。
岡崎といえば愛知県でも大きな町のひとつ。岡崎へ出かければ大抵のものはそろいます。
特に岡崎のイオンモールはマジで広いし色んな店があるので一日時間を潰すことができます。
とりあえず休日にやることがないなと思ったら岡崎イオンモールへ行けばOK!
蒲郡もおすすめ!


蒲郡も休日におすすめの場所のひとつ。
竹島は陸から橋で渡れる小さな島で愛知県の景勝地です。
晴れの日の朝の散歩は日々のストレスも吹き飛ぶほど心がスッキリします。
だつ帽的には「快活クラブ」もあるのがポイント高め。
名古屋へのアクセスも超便利
住んでいた幸田町は名古屋でも電車一本で行ける超好立地。
電車に乗り込んで1時間くらいかかりますが、乗り換えなしで名古屋へ行けるのは最高です。
名古屋は大きな都市ですからライブ、イベントも多いですし、食べ歩きも超楽しい!
買い物もほとんどそろいます。愛知に住むと名古屋で遊べるのも大きなメリットのひとつですよね。
幸田町図書館もおすすめ
休みの日に知識を深めたりスキルを高めるために勉強したいと考えているのなら「幸田町図書館」もかなりおすすめです。
大きな図書館ではありませんが、蔵書のバランスも良く、勉強するには最適の空間。
暇なときにフラッと立ち寄って雑誌をめくるのもいいリフレッシュになります。
ここからは日総工産の技能社員としてデンソーで働くメリットを詳しく解説します。
デンソーは派遣よりも期間工の方が稼げる
- 派遣→工場を選びたい、ワンルーム寮が良いなら派遣
- 期間工→とにかく稼ぎたいなら期間工
デンソー派遣の体験談と期間工との比較をまとめてきました。
軽作業が多く、仕事が楽なのもいいですね。



きつい仕事を避けたい方にデンソーはおすすめ。
デンソーでは派遣と期間工があります。
工場を選びたい、ワンルーム寮に住みたい方は派遣。
とにかく稼ぎたい方は期間工がおすすめ。
\ 年収600万以上も可能 /